最近のインターネット

  • ザ・インタなんとかズが早々に廃れてしまったのはちょっと承認欲求が満たされるようになるまでのハードルが高い仕組みだったから。元々人から注目されない人は承認欲求を満たすことが難しいのだな。そしてその注目されない人の方が圧倒的に多い。
  • Twitter Trends を見るに「フォロワーさんが〜」といったような系統の「フォロワーさん」に依存する形のハッシュタグがどの辺りかで流行っているけどこれも似たような承認欲求の捌け口として期待されて使われているのだろうか。
    • 当然、欲求を満たすに難い人は反応を得ることが出来ず、「フォロワーさん」は仮想上のもので留まってしまうが。
    • だけど廃れずに絶えないのは敷居の低さゆえ。反応が無いとか有るとか以前の話で、特に誰彼宛もなく発言を放ってみるってのはこの上なくお手軽。
  • 2007 年にふぁぼったーが流行り今も favster と継承されて続いているのも敷居の低さ、というか敷居すらないからだよな。誰かとコミュニケーションを取る必要もなく自分から他人に提起することもなく適当に空瓶を海に放流しているだけでちょっとした反応があったのを自動的に可視化してくれるんだから。
  • 「フォロワーさん」って字の響きが苦手で、「歌い手さん」「絵描きさん」などにも同様のイメージ。不特定多数の人間をひっくるめて敬称で縛るのに粗暴さをおぼえるのはきっと自分が捻くれているからだな。
    • 同じ"役職名+敬称"のフォーマットでも、個人を指す意味合いで使われる「プロデューサーさん」は全く抵抗なし。