サガフロンティア レッド編クリアした

 以前から名シーンの数々が耳には届いていたサガフロンティアPSP を買い直してから再びゲームアーカイブスでダウンロードしてちょくちょくレッド編を遊んでいたけどようやく今日クリアした。プレイ時間(最終セーブ時間)が 10:24 と、ストーリーが主人公ごとにパート別になっているので流石に短め。

 世界観がすげえカオスなこと。変身ヒーロー、飛行船、機械や工場と一見現代、近未来っぽい感じからなんかファンタジックな場所まで。だけどそれらを飲み込んでしまうのがサガだねえ。ロボ強いよロボ。タイガーランページ大好きで使いまくりでした。あとBGMだけどアルカイザーのテーマが怪傑ロビンのテーマの後継っぽくてよい。トランペットとか。

 一回詰んでやり直すハメになった、長くて辛い脱出不可能ラストダンジョンだけど、メタルアルカイザー戦が最高だったのでよし。主人公のコピー性能という設定、連戦疲れの主人公たちの体力を全快させてくれるルビカンテっぷり、アルカイザーの真・必殺技の閃きなどベタすぎる展開が燃える。戦闘終了時の例の台詞もかっこいいけど、戦闘前のDr.クラインの台詞、相手の弱みに付け込めないのが、メタルブラックの最大の弱点なのだ。だが、その心を失っては最強になれん。も敵ながら天晴というか。この戦闘の後に戦うハメになってしまったのでぽっと出のラスボスの印象が更に薄くなってしまったのが残念だった。ファイナルクルセイドが強すぎてどうにでも持ち堪えられちゃうのもあるかもね。でもファイナルクルセイドもカッコイイ技だ。自己犠牲ってまさにヒーローって感じがする。破壊光線銃とかいう兵器を片手に持ったヒーローだけど。

 エンディングのアレはブラックレイ突入の時の台詞でなんとなく予想していたが、やっぱりか!という感じ。