Watched: ドラクエ5 サンタローズは少年時代と青年時代とで大きさが違う


 気付かなかった… サムネイル画像からでも確認できますね。大人時代(右)の方が北の川や南の橋が画面中央に寄っている、つまり小さく見えているということです。

堀井雄二氏曰く「子供の頃によく遊んでいた場所を、しばらくぶりに大人になって訪れると小さく見えるでしょう。あれを演出したかったんですよ」とのことだそうです。

 他にこういう子供と大人との視点の違いを演出したゲームに、ゼルダの伝説時のオカリナがある。

参照: 時のオカリナにおける上から目線 - 枯れた知識の水平思考

 ゼルダの伝説は、基本的にプレイヤーが操作するリンクをカメラが後ろから追いかけるような形、いわゆる三人称視点のゲームなのだが、子供時代のリンクと、大人時代のリンクでは、若干だが、追従するカメラの位置が子供より、大人の方が、高い位置から見下ろすように変更されているのだ。

 些細な変化なので、最初は大人リンクを操作してても、そのことには気付かない。しかし、大人リンクとして、コキリの森を訪れると、その違いに愕然とすることになる。

 コキリの森の妖精達とか建物とかってこんな小さかったっけ?

 名作には名作たるゆえん、小さな工夫もたくさんつまっているのですね。